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神戸からの手紙

港から見る神戸

1868年1月1目(慶応3年)沖合いで鳴り響く21発の祝砲とともに港が開かれてから130年目を迎えた神戸の港。今輪出入総額6兆5000億円の人・物・情報が行き交うアジアのマザーポートとして21世紀に向けて新しい顔を見せつつあります。現在港に入港する船は1カ月に1500隻前後、一日に50隻もの船が出入りするわけです。
市内にある4つのフェリーターミナルからは四国・九州へ向けて1日27便の定期船が運航していますし、上海・天津への定期国際フェリーも運航しています。
そしてシアトル、マルセイユ、リオデジャネイロ、天津、リガ、ブリスベーン、バルセロナの海外7つの姉妹都市はいずれも港町です。

ポートタワーと海洋博物館 メリケン波止場から見たポートタワーと海洋博物館

歴史上では〈神戸の港〉よりも西隣りの〈兵庫の港〉のほうがはるかに歴史に満ちあふれています。
平安時代末期に太政大臣になって間もない平清盛が、宋時代の中国との貿易に注目しその拠点として大輪田泊(おおわだのとまり)を修築。当時既に西国路への陸海路の要衝だったこの港が更に発展する足掛かりとなったと同時に、わずか半年あまりの間に現在の兵庫区を中心に福原京ができたのはあまりにも有名な話です。
鎌倉幕府の時代は歴史に登場することの少ないこの地区ですが、時代が移り、堺、大阪の商売が盛んになるにつれ、外港としての位置付けで発展していきます。 一寒村に遇ぎなかった〈神戸〉は、幕末になって勝海舟が創設した海軍操練所が置かれてようやく日の目を見るようになったとでもいうところでしょうか。この神戸を開港の港に選んだ幕府の本意は今では定かではありません。
中突堤にツンと聳(そび)える港のシンボル〈ポートタワー〉からは、こんな歴史の港風景が一望できます。
夜の〈神戸港〉を見るにはクルーズ船がいいでしょう。気軽な港めぐりの他、〈コンツェルト〉〈パルデメール〉という美しい名のクルーザーに揺られながらのディナークルージングも楽しめます。

コンチェルト コンチェルトのディナークルーズはハーバーランドから
午後6時に第一便が出航します。

海から見る夜の神戸は、黒々とした山肌、揺れ動く街の灯、そして海に浮かぶ船の明かりが微妙なコントラストを奏で、ポートタワーは赤く、海洋博物館は白くライトアップされています。青や黄色に幻想的にゆれる明石海峡大橋を見ることができるのも、平成10年春、もうじきです。
初代兵庫県知事伊藤博文は130年後のこの美しい港街の灯を少しは想像したのでしょうか。


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