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お菓子にまつわるいい話

健康嗜好・志向茶

「お茶にしましょうか」

お茶

私たちの暮らしの中で、お茶は生活の句読点のようになくてはならない存在ではないでしょうか。朝のさわやかな目覚めの一杯、仕事が一段落ついたときの一杯、また食事のあとの一杯、そしてお客さまを迎えたときのおもてなしの一杯など、お茶は休息や団らんのひとときに欠かせない嗜好品です。このお茶を単に心の充足を得るために嗜(たしな)むだけではなく、さらにからだの健康増進のために活用しようという方が最近、とても増えています。どのお茶にどのような効果があるのか、どうすれば美味しく楽しめるかなど、第一回目は、お茶の種類とその効能、第二回には手軽に作って楽しむ法、そして第三回ではハーブティーの世界をご紹介する予定です。

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今、ひそかなブームの健康茶

さまざまな健康茶

街を歩けば必ず見つかる自動販売機。そこでは、最近、炭酸飲料やコーヒーに代わって、烏龍茶、紅茶、緑茶など茶系飲料が飛躍的な伸びを続けているそうです。また、オフィスの昼食時やティータイムには、ドクダミ茶やヨモギ茶など、さまざまな健康茶がお洒落なドリンクとして、OLの人気を集めています。ドクダミやヨモギというと、若い人がそっぽを向きそうな「煎(せん)じ薬(ぐすり)」というイメージがありましたが、今やトレンディーな飲みものとして若い女性を中心に広まりつつあります。

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草木の滋養で、すこやかに

健康茶

健康茶とは、漢方薬や民間に伝わる薬の原料となる草木の葉、茎、実、根などを乾燥させ、熱湯で煮出して飲む自然飲料の総称です。野草茶、薬草茶、薬用茶ともいわれています。健康茶は、自然の植物を原料としているので化学薬品とは異なり、即効性はありませんが、私たちのからだにおだやかに効きながら体質を正常に戻してくれる働きがあります。ですから、特定の病気を直接治すものではなく、ふだんの生活の中で飲み続けることによって、からだの弱っている機能を改善したり、健康を維持増進する保健的効果をもたらすものなのです。近年、日本が世界屈指の長寿国となったことは喜ばしいかぎりですが、一方、ストレスの多い現代において、病気ではないけれども健康でもないという人が増えているのも現実です。この半健康状態を解消したり、若さを保つために、さまざまな効能を秘めたお茶の力が今、改めて見直されています。お茶の愉しみ方はいろいろありますが、自然で無理のない健康法としてあなたのお茶を見つけてみませんか。

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先人の叡智が生んだ、からだにやさしい”お茶”

お茶は貴重な薬

お茶は、中国の長い歴史に育まれた大自然の生薬(しょうやく)でした。今からおよそ4700年ほど前、漢方の祖とされる中国伝説中の神、神農(しんのう)は解毒のためにお茶の葉を用いていたことが「神農本草経」に記されています。神農は薬を探すために山野を駆け巡り、数々の草根木皮を採取し、実際に噛んで薬効を確かめましたが、有毒なものを口にしたときには、すぐお茶の葉を噛んで毒を消したといいます。この教えから、人々は薬草としてお茶の栽培を始めたそうで、古代、お茶は貴重な薬として珍重されたことはまちがいありません。また、1191年には宋で禅宗を学んだ栄西が、お茶を持ち帰って日本に広めました。のち栄西は「喫茶養生記」というお茶の効能を説いた書物を著しています。時の将軍源実朝が二日酔いで体調をくずした折、栄西が熱いお茶をすすめたところ、たちまちのうちに治ったという逸話も残っています。やがて時は流れ、お茶は香りや味を楽しむ嗜好品として広く親しまれるようになりました。しかし今日、その効能が科学的に実証されると、私たちは昔に戻るかのように、多種多様のお茶に再び薬効を求めて愛飲するようになりました。

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お茶も薬も飲むことを”服する”といいます

お茶は薬

おいしいお茶をいただいた時、「いいお服加減で」といいますし、お茶をすすめる時は「一服いかがですか」といいます。また、休憩することを「一服する」というのは、疲れをいやすのにお茶を一服飲んだことから、そういうようになったのでしょう。一方、薬も一回分の分包を「一服」といい、服薬、服用などという言葉もあります。このようなことからも、お茶は昔から薬であり、お茶と薬の間に深いかかわりがあったことは否めません。

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毎日おいしく飲みながら、体調をととのえて健康づくり

ハーブ(薬用植物)という意味でとらえると、緑茶、紅茶、中国茶、ハーブティー、そして今人気の健康茶のすべてはそれぞれ薬用植物として何らかの効能を持っています。つまり、どのお茶も「健康嗜好茶」であり、「健康志向茶」ということがいえるのです。お茶に含まれる成分は種類によって異なりますが、主なものをあげますとカフェイン、タンニン、ビタミン類、ミネラルなどです。これらはすべて私たちのからだの中で細胞を活性化する物質として役立つことが明らかになっています。少し濃いめに入れたお茶を一日に何回も飲むのも、お茶好きの方にとってはごく自然にきる楽しい健康法ではないでしょうか。毎日のお茶に、健康というスパイスを効かせてちょっと変わったティータイムを楽しんでみませんか。


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